2011年11月15日

独裁者も必要


現在行われている選挙において、
対立候補から「独裁者」と呼ばれて
攻撃されている人がいます。


でも個人的には、
今の日本には良い意味で独裁ができる人間が
必要とされているのではないかと思います。

現在の日本では、民主主義の悪い面が
顕在化してしまっているように見えます。

つまり、政治家が有権者の顔色を
過剰に意識するあまり、
目先の人気取りだけに終始して、
本当に日本のためになる事ができていないのです。

民主主義が良いのか、
優秀な人間による独裁が良いのか、
昔から、議論になるところではありますが、
少なくとも今の日本には
後者のスパイスが必要でしょう。

批判を恐れずに、良いと思ったことを
一貫性をもって実行できる
今の世の中はそんな政治家を求めています。


さて、国政をみても、
野田政権は支持率が下落傾向にあるようです。

でも、野田政権は民主党のがけっぷちの政権、
つまりこれが倒れれば、民主党政権の終わり
を意味することになるでしょう。

そんな意味で、もう後はないのですから、
世論やマスコミの言葉に振り回されずに
自分が日本のために正しいと思うことを
実行して欲しいものです。

posted by エンジニアライター at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月22日

iPhone4Sを買いました


先日、iPhone4Sを購入しました。

今まで使っていた3GSの使用期間は2年弱ほどです。

僕はあまり携帯の機種を頻繁に変更しないので、
これはかなり短期間での機種変更になります。

今回も、別に3GSに不満を感じたわけではありません。

それなのに、なぜ機種変更をしたのかといえば、
それは機種変更しないと、明らかに損だからです。

少なくとも、これからもソフトバンクのiPhoneを
使い続けるのであれば絶対にこのタイミングで
4Sに変えたほうが得です。

ついでに、あまりの条件の良さに
iPad2まで契約してしまいました。

ソフトバンクも他社に契約を奪われないように
必死なんですね。

まあ、そんな余力があるのであれば、
料金の値下げや設備投資などの形で、
わかりやすく利用者に還元してもらいたい気もしますが…。


ただし、プランのわかりにくさは変わりません。

今回はあまりに良い条件すぎて、
逆にワナがないか疑ってしまうほどでした。

まあ、検討の結果多少のワナはあるのですが、
僕にとってはメリットの方が多かったです。

解約時にトラブルになることも多いそうなので、
もうちょっと明快にわかりやすくできないのですかね。

ヘタな小細工をしなくても、
プランの競争力は十分だと思うのですが…。


posted by エンジニアライター at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

アイホンとは何か?


iPhoneについてのWebや広告などを見ていると、
必ず添えてある言葉
「iPhone」はアイホン株式会社の
許諾を受けて使用しています。


さて、このアイホン株式会社という会社、
Appleかソフトバンクが日本でiPhoneを
販売するために作った子会社か何かと思っていましたが、
実際はそんなものではないようです。

Webで調べてみると、
この会社はドアホンやセキュリティーホンを
販売しているメーカーでした。

iPhoneなんて言葉はどこにも出てきません。

では、なぜこの会社がiPhoneに絡んでくるのか?


答えは「商標」でした。

実はこのアイホンという会社が
日本でアイホンという商標を登録していたので
Appleが"iPhone"という商標を使うことが
できなかったようです。

そこで、Appleがアイホンと話し合って
"iPhone"という商品を販売できるように
契約をした、ということらしいです。


この話は下の本に書いてあったのですが、
この話以外にも身近な商標の話が満載で
とても興味深かったです。

著者は弁理士の方なのですが、
今までこの手の本は、専門家向けだけで
一般向けの本はほとんどありませんでした。

こんな、今まで一般に語られることのなかった
「知」が掘り起こされるのは、
とても喜ばしいことです。

願わくば、私もそんな本が作りたいと
決意を新たにしました。

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2011年05月29日

「子供の未来のために!」という危険


最近はこんな不安定な世の中ですから、
ネットなどでは世の中に対して、
色々な意見を投げかけています。

その中でよく目にする言葉が
「こどもの未来のために!」なのですが、
最近、この言葉の持つ危険性が
よくわかってきたような気がします。

一言でいうと、この言葉は
「思考停止ワード」
と呼ぶべきものなのです。

つまり、ある議論をしている時に
この言葉が飛び出すと、
本来の議論がめちゃくちゃにされ
論理的な思考が停止してしまうのです。


その破壊力がゆえに、
自分の意見の中で子供に関わる部分を探し、
それを強調して訴える。

こんな人は結局、自分の意見のために
子供を利用しているだけで、ある意味
子供を食い物にしているとも言えます。

言っていることに何も正当性はないのに
「子供の未来のために!」を連呼する人の
妙な破壊力には閉口します。

そして、こんな人が
健全な議論を妨げてしまうのです。


思考停止ワードは非常に危険なものです。
それは歴史でも示されています。

例えば、「お国のために」
という言葉が国民の負担を正当化し
戦争を招いた一面があるのです。


せめて、その人が言っていることが、
本当に子供の未来を良くするのか、
思考停止になる前に、そう考えてみた方が
良いのではないでしょうか?

posted by エンジニアライター at 07:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月27日

エイズはもはや死の病ではない

YahooのニュースでHIV感染者数に関する記事を読んで、
しばらくエイズやHIVについて調べていました。

エイズというと、かかると必ず死んでしまう死の病
というイメージを持っていました。

でも調べてみると、現在は発症を抑える薬が発達していて、
かなりの部分コントロールできる病気に
なってきているようです。


まず、エイズという病気なのですが、
これはHIVというウイルスによって、
免疫(体の病気に対する抵抗力)が弱くなり、
普通の人なら感染しない、弱いウイルスに
感染してしまう病気です。

つまり、HIVというウイルスは免疫を攻撃するだけで
直接人を死に至らしめるわけではありません。

HIVによって、免疫が弱くなってしまい、
他のウイルスに感染してしまう、
この"他のウイルス"による感染症を
エイズと読んでいるのです。

これがHIVとエイズとの関係です。

ですから、HIVに感染してからエイズが発症するまでに、
一般的には数年から10年程度といった
長い時間がかかります。


それでは、エイズの治療薬とはどのようなものか?
それはHIVの増殖を抑えて、免疫の低下を防ぐ薬なのです。

最近は良い薬が開発されているので、
薬を飲み続けている以上は免疫を維持できる、
つまり、HIVに感染してもエイズを発症させない
ことができるようになっているのですね。

HIVを完全に体内から消し去ることはできないようですが。

ですから、現在では死の病というより、
糖尿病のような慢性疾患に近いといえるかもしれません。

実際、死の病という意味では、今となっては
がんの方がよほど恐ろしいことは確かでしょう。


でも、病気のダメージが少ないかというとそうではありません。

この病気は、感染者への偏見が非常に強いので、
むしろ精神的、社会的なダメージが大きいのです。

こればかりは、薬ではなんともなりません。


医学の発展とはめざましいものです。

ただし、一点ふれておかなければならないのは、
エイズの薬は非常に高価であることです。
つまり、治療ができるのは先進国の人間に限られています。

ですので、成人の10%近くがHIVに感染しているとも言われる
アフリカ南部の貧困地帯では、
エイズが死の病であることは今も変わりがないのです。


posted by エンジニアライター at 06:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする