2018年10月13日

細かいところに突っ込みたくなるのはコンプレックスの裏返し


最近、モヤモヤとすることがありました。

スピリチャル系のサイトで、
やたら「量子力学的には」とうたった
記事を見かけることが多かったのです。

それらの内容は量子力学とは程遠いものです。
量子力学といいながら、万有引力の法則の
運動方程式を書いていたり酷いものです。

世の中には科学で解明できないこともある。
それ自体は私も賛同する部分もあります。

しかし、「量子力学」はれっきとした
自然科学だから、その名前を使って、
明らかに違うことを主張するのは
間違いだろう、と思ったのです。


しかし、こんな風にイラつく自分を
客観的に見る、もう一人の自分もいました。

自然科学の法則がスピリチュアルで
比喩的に使われることはよくあること。

波動とか光とか周波数とかエネルギーとか。

それらにはそんなに心を乱されないのに
量子力学にはどうして反応するのか?


もう少し考えてみると、
自分が同様にイラついてしまう言葉が
あることを発見しました。
それは「エントロピー」です。

つまり、エントロピーと量子力学の共通点……

あっ、僕は全てを理解しました。

その共通点とは、
「僕が理解できていないこと」
だったのです。

ニュートン力学や電磁気学など
自分が理解できている事柄は良くて
そうでないことには心を乱される。

つまり、これは自分の
コンプレックスの裏返しなのです。

例えば、ネットの記事で細かい間違いを
指摘したくなったとき。

それは、自分がそれを理解できていない
証拠なのかもしれません。

理解できているという自信があれば、
もっと寛容になれるはずなのです。


心を乱されるのは、
自分が理解できていない証拠なので、
それをバネに勉強する。

また、逆に自分が攻撃を受けた時は、
ああ、この人はコンプレックスを
抱えているのだな、と考えて
自分は平静を保つ。

そんな風にありたいと思いました。


posted by エンジニアライター at 23:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月29日

自己肯定感の低い人は目標を高く掲げる


あるセミナーで、目標は高くするな、
ということを教わりました。

一般的に「夢は高く持て」と言われるので、
少し違和感を感じました。

しかし、後の説明を受けて、
それが本当に腑に落ちました。


自己肯定感の低い人は自分が嫌いです。

だから、高い目標を掲げて、
違う自分になろうとします。

しかし、そんな目標は達成できません。
そして、もっと自分を嫌いになるのです。


そして、自己肯定感の低い人は結果にこだわります。

自分自身に自信がないので、
アピールできるのは結果だけだと思っているのです。

結果が出れば多少は気分が良くなります。
しかし、結果が出ないときには、
「自分はダメだ」と酷く自分を傷つけるのです。


逆に自己肯定感の高い人は、
今の自分を今のままで良いと考えます。

だから、目標は高く掲げません。
目の前のできることを一歩ずつ進めていきます。

また、結果だけでなくプロセスを重視し、
ものごとを長期的にとらえます。

そして、少しずつ、少しずつ進んでいって、
ある程度の時が流れた時……

素晴らしい結果と変わらないようで
変化している自分に気づくのです。


本当の進歩は自分では気づかないものです。
逆に言うと、自分でガンガン進歩していると
感じるときには、何か無理があるのかもしれません。

今の小さな一歩が未来に繋がるような
生き方をしたいのものです。


posted by エンジニアライター at 22:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

今、楽しくない夢は夢じゃない

ちょっと(相当?)嬉しいことがありました。

長年、悩んでいた問題が解決したのです。

きっかけは今学んでいる先生のことば。
究極の人生の目標とは、
今、良い感情を得ることなのです


悩みというのは、
「今に生きるべきか? 未来に生きるべきか?」
ということでした。

過去や未来に引きずられる人生は
正しくないとは直観的には感じます。
特に、過去にこだわる人生は
明らかに間違いでしょう。

一方、未来をどうとらえるか?

未来のために今の自分を犠牲にする
という生き方は間違いのような気がします。

その一方、より良い未来をつくる
ということは、人間の大きな
モチベーションであるとも思います。

この二者はどうバランスがとられる
べきなのでしょうか?


ひとつこの問題のヒントを。

マザーハウスという会社の創業者
山口絵理子さんの「夢は雲」というエッセイです。

山口さんは途上国発のブランドを作ることを
目標にしていました。
そして、自分の製品が日本の中で
認知されることを夢見ていたのです。

そして、その夢かない、
6店舗目として銀座の一流百貨店に
自分の店を出すことになります。

何とか出展の準備が終わり、
最終ディスプレイが終わったオープン前夜、
深夜に外からビルを見上げると、
「Mother House」という看板が見えます。

「また、夢が現実になった……」

しかし、その時、彼女は不思議な感情を
感じていたそうです。

「うれしくって仕方がない」でもなく、
「ドキドキしてきた興奮する気持ち」でもなく、
「やったんだっていう達成感」でもなかったそうです。

「夢をもって歩いて行こう!」なんて、
よく聞く言葉だけれど、
それを実現したとき、幸せになれるってことは、
どこにも書いていないし、誰も言ってくれない。
そして、実際にそうじゃなかった。

(「自分思考」山口絵理子著 より)

つかんだ途端に消えてしまったのです。
それでは、彼女の夢は意味がなかったのか?
決してそうではありません。

そこに至る激務の中、
彼女を支えていたのは、
この夢だったのでしょう。

つまり、「夢」というものは、
達成した自分ではなく、そこに向かって走る、
過去の自分のものだったわけです。


それがわかると
「今に生きるべきか? 未来に生きるべきか?」
という問題の答えが見えました。

つまり、その未来を思い浮かべることが
今の自分を幸せにすることが重要です。
それができるなら、その夢で良いし、
それができないなら何か間違えています。

夢といっても、人の夢は誰かの日常です。
実現するだけで、劇的に自分を
幸せにすることはありえない。

夢というものは、それを思い浮かべると、
今の自分が幸せになれる、
そのことに意味があるのです。

posted by エンジニアライター at 19:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

抵抗があることほど早くやらなければならない


やれば良いと思っているけれど、
できないことがたくさんあります。

自分の毎日の行動をチェックして、
時間の使い方を見直す。

このためには、まず自分の時間の使い方を
記録する必要があります。

その記録はやると良いのがわかっているのに
今まで手をつけることができませんでした。

今回、ある講座に参加して重い腰を上げると…
やっぱり、効果はあります。
自分の時間の使い方を振り返って、
発見や反省、改善点がたくさんみつかりました。


こんなふうに、やったら良いのはわかるけど
なかなか着手できないことは本当に多いです。

こんなことに着手していく仕組みを作れれば
自分の生活の改善につながるのでしょうね。

着手の仕組み化が重要です。
思いついたことを放置しないように
自分を追い込むようにしなくてはいけませんね。


posted by エンジニアライター at 15:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月23日

アウトプットかインプットか?



仕入れが先か? 出力が先か?

ライターをやっていると良く聞く話です。

つまり、材料を集めるインプットが先か?
アウトプットが先か? という問題です。

もちろん書くことが全くなければ、
まずインプットが必要です。

しかし、そこそこ知識がある、
自分にとって目利きができる分野であれば、
まずアウトプットをすることを
お勧めしたいのです。

ブログでも何でも良いのですが、
とにかく、出してみる、アウトプットしてみる。

すると、出し終わったとたん、
猛烈に情報を入れたくなってくるのです。

真夏にスポーツをした後に、
スポーツドリンクを飲むように。


特に日本人は遠慮しがちで、
「僕の知識なんて…」とアウトプットを
ためらう人が多いようです。

でも、アウトプットすることにより、
猛烈に知識の欲求が高まって、
さらなる高みに近づけてくれるのです。

だから、アウトプットかインプットか?
私がこう聞かれると、答えは
「アウトプット」になるわけです。


posted by エンジニアライター at 22:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする