夏休みにアマゾンのプライムビデオで
数本の映画を見てみました。
普段、ドラマとか映画などは見ないので、
楽しい上に気づきも多くて良かったです。
その中でも、考えさせられたことは、
「伏線」についてのことでした。
物語の場合、謎があったり、
ラストでどんでん返しがあるような
ストーリも多いです。
しかし、それを効果的にするためには、
各所に伏線をはって、「臭わせて」
置くことが大事なのですね。
どんでん返しといっても、
視聴者が完全に不意をつかれてしまうと、
それはむしろ反感になってしまいます。
物語の中で伏線をはっておいて、
「何か違和感があるんだけどな」
と視聴者に意識を与えておく。
その上で、謎やどんでん返しを見せるから、
視聴者にカタルシスを与えることができるのです。
とはいえ、その伏線があんまりバレバレで、
ラストが予想できるようなものであると、
白けてしまいます。
そこを微妙にコントロールしている作品が
名作となるのですね。
これは簡単なことではないと思います。
プロの製作者の仕事というものの
一端が見えたような気がしました。