2019年は色々な活動を開始して、
目まぐるしい年でした。
ですので、読書にかけられる時間が減り、
読んだ本の冊数は減ってしまいました。
また、電子書籍を本格的に読み始めたり、
学習のために動画を見るようになったり、
インプットの形も変化しています。
しかし、やっぱり紙の本には、
それでしか得られない良さがあります。
冊数自体は少ないですが、
良い本にはたくさんめぐりあえた
一年だったと感じます。
ということで、来年の計画を考えながら、
恒例の「今年の5冊」を紹介したいと思います。
第5位
ウジ トモコ 氏の
デザイン力の基本
です。
デザインの本は感覚的な本か、
理論を体系的に説明する理科のような本に
二分されると考えています。
その中で、理論と感覚のバランスが
とても良いと感じた一冊でした。
第4位
上阪徹 氏の
幸せになる技術
です。
普通の成功本は、成功者が
自分の経験を語る場合がほとんどです。
しかし、本書は少し違います。
本書は本を書くブックライターという
仕事をしている著者が、
たくさんの成功者にインタビューして
それを本にした経験を生かして、
成功法則を導くものです。
たくさんの成功者の共通点が
ピックアップされています。
また、事例も豊富なので、
とても満足感、納得感の高い一冊でした。
第3位
ヨビノリ たくみ 氏の
予備校のノリで学ぶ大学数学
です。
理系大学生むけのYoutubeチャネル
予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」
を運営している著者による一冊です。
評判が高い動画をそのまま本にした
一冊となっています。
本なので、式を追ってみたり、
立ち止まって考察したり、
学習がしやすくなっています。
高校までの数学と違い、
大学数学はわかりやすい本が少ないので、
大学で急激に難しくなる
数学や物理に悩む学生たちにとって
救いの本となるでしょう。
第2位
土井 英司 氏の
「人生の勝率」の高め方
です。
「イケてないときは、自分の意思で選択しない」
「やるやらないをルールに決める」
「選択は正しさより速さ」
「相対ではなく、絶対的な基準を持つ」
本質的なことを
分かりやすい例で教えてくれる一冊です。
著者はビジネス書の目利きということで、
成功法則の結晶ともいえる一冊でした。
第1位
ローレンス・レビー 氏の
PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話
です。
本書はピクサーにて、バックオフィス担当役員として
事業戦略の作成やIPOを担当した著者による
ピクサーの裏側について語った一冊です。
ピクサーについての本と言えば、CEOのエドによる
ピクサー流 創造するちからが有名ですが、
本書はクリエイティブの側面でなく、
お金の話をした一冊になります。
華やかな制作部門をどう支えるか?
ピクサーの成功を別の角度から見られる
興味深い一冊でした。
著者のジョブズについての評価も
とても面白かったです。