自分の心をさらけ出すことです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0017 2019.11.29
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
昨日、エンジニアとしての仕事の中で、
学会論文の査読をしました。
これは国際学会に投稿された論文を読んで、
内容の新規性やインパクトなどを評価して、
発表する研究成果を選ぶプロセスです。
これは内容が非常に専門的になるので、
一応半導体が専門の私でも、
わからないことがかなり多いです。
あまり詳しくない分野の論文を読んでも、
評価できないでしょう。
そう思うかもしれません。
でも実際、できることも多いのです。
全体を読んでいて、詳細はわからなくても
何かおかしなことをいっていそうな
雰囲気というものは伝わってくるのですね。
だから、自分が詳しい部分を、
ピンポイントで調べてみると、
やっぱり、間違えていたりします。
そんな、論文には低評価をつけるわけです。
読者は知識がないことであっても、
知性でおかしい雰囲気を見分けられるのです。
例えば、金融などで自称専門家
という人がいたとして、
話の中身は普通の人には難しいかもしれません。
しかし、その人を信用して良いのか、
そんなことは素人にも判別できたりします。
それは文章にも言えるのですね。
何か怪しそうな文章。信頼おける文章。
理屈でなく、読者は選びとるものなのです。
一般的に、読者は著者が思うほど知識がないもの。
だから、少しでも難しいと思う言葉には、
しっかり解説をつけるようにしましょう。
しかし、同時に誠実でないといけません。
「こんなこと、ごまかしてもわからないだろう」
こんなマインドで文章を書いていると、
簡単に読者に見破られ、信用を失うでしょう。
●●今日のポイント●●---------------------
読者の知識は書き手が思うより低い
でも読者の知性は書き手が思うより高い
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★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
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