メモから「記録」を取り去ると残るもの
それが一番大事だと思っています。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0015 2019.11.25
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
赤羽雄二さんという方をご存知でしょうか?
『ゼロ秒思考』で有名な著者の方です。
マッキンゼーでコンサルタントとして
働いていた経歴を持たれています。
私は幸運なことに、会社の研修で、
この方から新規事業の立ち上げを
教えて頂くチャンスを頂いたことがあります。
新規事業の立ち上げのその研修で、
最初に教えて頂いたこと、
それは『メモ術』でした。
『ゼロ秒思考』を読んだ方であれば
わかると思いますが、
この本は『メモ』の本なのですね。
メモといっても、
出来事を書くというより、
頭の中にあることを、
ぜんぶ紙に書き出す、というメモです。
そして、このメモを繰り返していると、
頭の回転が速くなるのです。
この研修で一番の成果は、
このメモをしている赤羽さん本人を
見ることができたことだと思います。
今でも覚えていますが、
一心不乱にものすごいスピードで、
紙に何かを書きなぐっていました。
その迫力に身震いした記憶があります。
そして、そこでさらに驚いたことが、
「後でそのメモは一切見返さない」
ということでした。
メモは普通、記録を取るために行います。
見返さないメモに意味があるのでしょうか?
その詳細は長くなるので、
ここでは書きませんが、
読み返さないメモにも意味があります。
一言でいうと思考を整理することです。
書きつけること自体に意味があります。
それがわかってから、
私は書いたメモは1週間以内に
捨てることにしました。
すると、メモの書き方が変わりました。
残さないことを前提にすると、
メモの意味って何なんだろうか
と考えるようになったのです。
そのころから、知的な生産性が
高まってきた気がします。
アインシュタインは
『教育とは、学校で学んだことを
一切忘れてしまった後に、
なお残っているもの。』
といいました。
それに引っかけて、私はこういいます。
『メモで一番大事なことは、
そのメモを捨ててしまった時に、
なお残っているもの。』
●●今日のポイント●●---------------------
メモの意味は『記録』だけではない。
書くこと自体に、知識を整理する効果がある。
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大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
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2019年11月25日
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