2019年11月13日

数学もコミュニケーションの手段です

 数式が難しいのは、達筆の書道家の
 文字が読めないようなものです。

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 Vol.0010 2019.11.13

 発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


今、大学〜社会人向けの
数学の本を書いています。

それで数学の本をたくさん読むわけですが、
本当に数学の本はわかりにくいな、と思います。

高校レベルまでであれば、
まだわかりやすい受験参考書もあるのですが、
これが大学レベルになると壊滅的です。

暗号のような数式を、解読しながら
読まなくてはいけません。

「So what? (だから何なんだよ)」
こんなふうに、何度つぶやいたか。。。


私は数学は言語のようなものだと
思っています。

つまり、コミュニケーションの手段ですね。
伝えたいことを伝えるためにあるのです。


しかし、教科書を書くような数学者は、
考え方が違います。

彼らは道具としての数学ではなく、
美しさを求めて数学を研究しています。


それは言語でいうと書道家のようなものです。
実用のためではなく、芸術の対象なのです。

だから、数式を理解できないのは、
達筆の書道家の文字が読みづらいことに
似ているのかもしれません。


それはそれで良いのですが、
普通の、数学を単に使いたい人が
彼らから教えられると、ストレスがたまります。

何に使えるのか、何が便利なのか、
全然教えてくれないからです。



これが自然言語だと、様子は違いますよね。

書道、詩や俳句など、芸術性を求める人。

アナウンサーや新聞記者など、
人に正しく情報を伝えるために言葉を使う人。

小説家、落語家など、
人を楽しませるために言葉を使う人。

コピーライターなど、人を動かすために、
買ってもらうために、言葉を使う人。


こんな風にたくさんの人がいて、
自分の立場で情報発信しているのです。

だから、読者が自分に合ったものを
選ぶことができます。



でも、数学の場合は、
「受験」と「芸術」の人がほとんど。

だから、私のような数学を「使う」人間が
情報発信をする意味があるのだと、考えています。




●●今日のポイント●●---------------------
数学は言語と同じようなもの。
本質はコミュニケーションの手段。
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posted by エンジニアライター at 08:00| Comment(0) | メルマガ「書いて人生を変える」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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