みんな数式を好きだと思ったら間違いです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0004 2019.10.30
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
昨日は出版社に次の著書の打合せに行ってきました。
私には2冊数学の本の著書があります。
そして、3冊目も少し専門的にはなりますが、
やはり数学の本を書きます。
しかし、前の本と少し違うことがあるのです。
それはイラストや図を多用する本、ということです。
もちろん、イラストは私が描くわけではありません。
ですから、イラストレータの方と事前に
方向性の確認を行ったのです。
イラストレータの方と話していると、
自分とは頭の構造が違うのだな、
と感じることがあります。
私は何でも言葉に落とさないとダメなのですが、
イラストレータの方はイメージで
話を進めることができます。
私からするとあいまい過ぎるような
気がするのですが、それで話が通じているのです。
人にはそれぞれ、得意な伝え方というか
表現方法があるのですね。
得意な方法だとうまくいくけれども、
苦手な方法だとコミュニケーションに
ストレスを感じてしまう。
そう考えると、私は言葉の人間だと思います。
言葉で理解して表現します。
ちなみに、私は数学はある程度得意ですが、
数式は好きではありません。
数学の世界には、数式が出てくるとわからない人と
数式が出てこないとわからない人がいるようです。
私は言葉で考えるから、前者になるのですね。
数学が好きでも、数式が好きでない人もいるのです。
逆に、頭が数式に最適化されている人は
数式で理解して、数式で出力します。
こんなところにも、自分の好きな
コミュニケーション手段が出るわけです。
まずは自分がどの伝え方が得意なのか、
よく理解することが大事です。
それがわからず、間違えたことをしていると、
ずっとアウェーにいることになりますからね。
自分の得意な方法で勝負しましょう。
●●今日のポイント●●---------------------
言葉、絵、音楽……、人には得意な伝え方がある。
自分がどのタイプか見極めることが大事。
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★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の出版や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
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