2019年10月28日

なぜ、おっさんのピアノがこれほど感動的なのか?

 なぜ、ただピアノを弾いているだけの動画が、
 これだけ涙を誘うのでしょうか?

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 Vol.0003 2019.10.28

 発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。

先週末、妹の結婚式に参加しました。
やっぱり感極まるところがありましたね。
身内の結婚式は感動するものです。


ここで考えることがありました。
身内の結婚式は感動しますが、
偶然出くわした他人の結婚式には
そんなに感動することはありませんよね。
それはなぜなのでしょう?


そりゃそうさ、というかもしれません。
「他人だからさ」と。

それではこれを見てみて下さい。
見ればわかります。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=9&v=-09dRyIG9bU

現象だけ見てみれば、父親が結婚式でピアノを弾く、
ただ、それだけの動画です。
しかし、それがなぜ、これだけ感動的なのでしょうか。



他人、それどころかこれはフィクションで、
実際には存在しない人なのでしょう。

それでも、この動画がこれだけ感動的なのはなぜか?



言い方を変えましょう。
この動画が現在の出来事。
つまり、ピアノを弾く父親と泣く娘だけだったら、
この動画はこれほど感動的になったでしょうか?

そうでないことは確かです。
それでは見ているものには、彼女らの心に
何が起こっているかわからないからです。


となると、感動の本質とは何でしょうか?
それは「背景の共有」です。

この父親がなぜこの曲を弾いているのか?
この曲にはどういう意味があるのか?
その背景を視聴者と共有して共感を得てこそ、
人の心に感動を与えることができるのです。

この動画はそこが秀逸ですね。
これだけの短い時間で、
この曲の意味を視聴者にうまく伝えます。


もちろん「音楽」とか「結婚」とか「死」とか、
共感のポイントがこれでもか、というほど
詰め込まれている動画ではあります。
でも、一番のポイントは背景の共有だと思います。



それは言葉でももちろん同じです。

人に感動を与えるためには、
クライマックスだけが大事なのではありません。

うまく、その背景を読者に伝えてこそ、
読者の感情を動かすことができるのですね。


●●今日のポイント●●---------------------
言葉で読者の感情を動かすためには、
出来事の背景を読者にうまく共有させる事が必要。
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posted by エンジニアライター at 08:00| Comment(0) | メルマガ「書いて人生を変える」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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