2017年08月19日

フィクションの面白さは現実と非現実のはざまにある


デスノートという漫画をご存知でしょうか?

死神が現実世界にデスノートという
ノートを落とし、
それをある少年が拾うところから始まります。

そして、そのノートは名前を書いた人が
本当に死んでしまう、というものだったのです。

ドラマ化や映画化もされ、大ヒットしました。

なぜ面白いのか、その要素を考えてみると、
その面白さは現実と非現実のはざまにある
と思うのです。

「デスノート」「死神」と非現実で始まりますが、
その後は徹底的にリアルです。

アリバイとか証拠とか…、
「死神」が出てきている時点で
そんなものに意味があるのか?
と思いたくもなりますが、とにかくリアルなのです。

また、小説では転生モノと言われる分野が人気です。

これはある日起きると、○○になっていた。
と異性や有名人に生まれ変わる
というストーリーが定番ですが、
生まれ変わるという非現実の後は、
現実が描かれることが普通です。

物語のすべてが非現実であれば、
人はその物語と距離をおいてしまい、
共感することができないのでしょう。


逆にリアルな小説を書くのであっても、
どのような形であれ、
非現実の要素が必要なのだと思います。

単にリアル(現実)が読みたいのであれば、
ノンフィクションを読めばいいのであり、
そちらの方が現実世界と対応がある分、
ずっと興味深いはずです。

小説(フィクション)の面白さは、
現実と非現実の間にあるのです。
posted by エンジニアライター at 22:12| Comment(0) | 出版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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