2016年11月26日

自分の本音は簡単に理解できるものではない

先週、西任暁子さんが主催されている
CCL(Community for Creative Leadership)に
ゲスト参加してきました。

西任さんは、元ラジオDJで、現在は、
スピーチやコミュニケーションを軸に
企業のリーダー育成に従事されています。

この勉強会で印象に残ったことは、
ある人の話を聞いて、
ニーズや感情を他の参加者が示していく
というワークでした。

例えば、美しさ、活力、安定といった
ニーズのカードをならべて、
対象者が何を求めているか推測するのです。

これは、参加者がニーズを汲み取ることは
もちろんですが、対象者にとっても
自分のニーズとはこれだったのだ、と
自分の本音に気づくチャンスになります。

自分のことなんて、自分が一番良くわかっている。
普通はこう思うかもしれません。
しかし、実際それは容易ではないのです。

時には、一人で考えながら、
時には、こうやって他の人と議論しながら
やっと、自分の本音にたどり着けるものなのですね。

そして、自分の本音がわからない人に
決して、他人の本音がわかることはありません。

自分を知ることは、
コミュニケーションの原点なのです。

この内容の一部は、西任さんの著書
本音に気づく会話術
書かれています。
ご興味があれば、ぜひ一読ください。


本音に気づく会話術
posted by エンジニアライター at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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