2014年04月12日

科学技術に突きつけられた大きな課題


今STAP細胞の話が世間をにぎわせています。
ただ、騒動自体(誰が悪いのか?)などは、
ここでは全く振れません。

しかし、この騒動は科学技術の
コミュニケーションに関する問題を
一気に浮き彫りにしたと思っています。

興味深いのは、世の中の小保方さんへの評価が
全く2分されているということです。

おおまかには、科学技術の専門家は
小保方さんへ厳しい評価をしており、
逆に科学技術から遠い人(著名人も含む)ほど
小保方さんを擁護する方向に動いているようです。

ここで専門家コミュニティー側にしてみれば
「よく分からない奴が口出しするな!」
という発想になってしまいがちです。

しかし、この発想そのものが間違えています。
少なくとも、なぜそれが間違いであるか、
普通の人にもわかるように説明する、
その義務が専門家側にあるのです。

その義務を放棄することは許されませんし
そんなことをしていては、一般の人の
科学技術に対する信頼はさらに失墜するでしょう。


また、小保方さんが女性であることも、
極めて問題を複雑にしている要因になってしまいます。

科学技術の分野で女性は少数ですから、
どうやっても目立ってしまいます。

今回のような問題が生じたときにも、
叩いても、持ち上げても、
「女性だから」という疑念を抱かせてしまいます。


この問題はただの論文の不正事件を超えて、
大きく難しい社会問題に発展しています。

しかし、問題は裏を返せばチャンスです。
この問題を上手く、発展的に解決することができれば、
未来に向けた、社会に根ざした科学技術が
構築できるのではないかと感じています。

posted by エンジニアライター at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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