2013年11月09日

会社を倒産させてなお評価される経営者


会社を潰してしまった経営者で
評価されるのはこの人くらいのものではないでしょうか。

エルピーダの元社長である坂本氏です。

不本意な敗戦 エルピーダの戦い

倒産したのにもかかわらず、
社員を一人もリストラしなかった、
こんな会社が他にあるでしょうか?

清算しようとしていたエルピーダの社長を引き受け
一時は2%を切っていたシェアを一時は20%まで高めました。

また、2012年2月に倒産してしまいましたが、
今はマイクロンの傘下の中
モバイルDRAMの好調で莫大な利益を
だしているとのことです。


倒産にしても、この人は
会社に余力を残しながら会社更生法を申請しました。

普通のサラリーマン経営者であれば、
まず会社更生法は本当に最後の手段として、
自分の名を汚さない方法を模索するでしょう。

この人にかかれば、会社更生法も終わりでなく
会社を発展させる一手段なのだな、と感じました。

会社を潰してしまった今になっても、
坂本さんは半導体企業の日本人としては
最高の経営者であることは間違いないのです。

posted by エンジニアライター at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 半導体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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