会社を潰してしまった経営者で
評価されるのはこの人くらいのものではないでしょうか。
エルピーダの元社長である坂本氏です。
倒産したのにもかかわらず、
社員を一人もリストラしなかった、
こんな会社が他にあるでしょうか?
清算しようとしていたエルピーダの社長を引き受け
一時は2%を切っていたシェアを一時は20%まで高めました。
また、2012年2月に倒産してしまいましたが、
今はマイクロンの傘下の中
モバイルDRAMの好調で莫大な利益を
だしているとのことです。
倒産にしても、この人は
会社に余力を残しながら会社更生法を申請しました。
普通のサラリーマン経営者であれば、
まず会社更生法は本当に最後の手段として、
自分の名を汚さない方法を模索するでしょう。
この人にかかれば、会社更生法も終わりでなく
会社を発展させる一手段なのだな、と感じました。
会社を潰してしまった今になっても、
坂本さんは半導体企業の日本人としては
最高の経営者であることは間違いないのです。