2013年01月05日

電機業界が補助金産業になるのか


2013年が始まりました。
どうぞ今年もよろしくお願いします。

さて、新年最初の話題です。

それは電機業界の保護政策についてです。

安倍政権が発足し、経済政策でこんな話が出ているようです。

政府は電機メーカーなどの競争力を強化するため、
公的資金を活用する方針を固めた。
新法制定でリース会社と官民共同出資会社をつくり、
工場や設備を買い入れる。

12/31の日経新聞電子版より

今年の夏が参議院選挙ですから、
手っ取り早い景気浮上策として、
こんな政策があがってきたのでしょう。

しかし、この手の政策、ネット上では
すこぶる評判が悪いです。

つまり、グローバルな競争力を失った企業に
ムダ金をつぎこむのはやめろというわけです。

もっというのであれば、
潰れる企業はさっさと潰れろというわけです。

とはいえ、大きな企業をつぶすということは
すそのを含めると本当に影響が大きいのです。

私の勤める企業が当事者になってわかりましたが、
工場1つ潰すといっても、地域経済への影響など
社会に大きなインパクトを与えます。

やっぱり、ネットなどで活発に発言されている
「強者」には理解できないのかもしれませんが、
大多数の一般人にとっては、
どうしようもないこともあるのです。


電機業界が補助金産業になってしまう。
この現実は重いですが、社会保障という意味でも、
公金の投入はある程度やむ終えないのではないか、
私としてはそう考えています。
posted by エンジニアライター at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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