ビジョナリーカンパニーの最新作を読みました。
今回の本で認識したことは、
世の中は罠に満ちているということです。
大成功を収めた名経営者というと、
リスクを果敢に取ってビジネスを進めていった
という印象を持つかもしれませんが、
実際には慎重で、石橋を叩いて渡る、
という態度らしいです。
というのも、たった1回で会社を
飛躍に導けるような成功は存在しません。
その一方で、たった1回で会社を
破滅に導く失敗というものは
数限りなく存在しているのです。
つまり、一勝九敗などという言葉もありますが、
会社を破滅に導く失敗は
何が何でも避けなくてはならないのです。
偉大な経営者は果敢にリスクを取りに行くようで
破滅につながるリスクを、少しでも抱える決断は
避けてきたわけです。
これは会社だけではなく、
人間の人生にも当てはまることです。
世の中には罠が溢れています。
それを避けることには
細心の注意を払わなければなりませんね。