ロンドンオリンピックもそろそろ終わりです。
寝不足が続いている人も多いのではないでしょうか?
私は中学生のころ、卓球をやっていたので、
特に日本女子団体の銀メダルが印象に残りました。
こんな風に日本人が世界の舞台で活躍する姿を見て
子供たちも夢を大きくするのでしょう。
ただ、子供にスポーツをさせる場合、
よく気をつけなくてはいけないことがあると思います。
それは人との勝ち負けにこだわりすぎてしまう
ということです。
特に球技や格闘技などをやっている場合、
よほど気をつけないと、
人に勝つことが全てだという間違ったメッセージを
子供に送ってしまうことになります。
人に勝つことが全ての場合、
自分が上がらなくても、人が下がれば良いわけで、
そんな価値観から、スポーツの汚い一面が見えます。
もちろん、どの競技でも一流の選手になれば
勝ち負けを超えた価値観を持っているのですが、
こと素人や二流のコーチなどの中には、
勝ち負けが全てと勘違いしている人もいるような気がします。
そして、そんな指導者についてしまうと、
人格を破壊されてしまうことにもつながるのです。
そもそもスポーツには、教育的な意味で、
負けを知る、ということもあると思います。
オリンピックで金メダルを取る選手だって、
生まれてから全ての試合で勝ち続けている人なんていません。
必ず、どこかでは負けているわけで、
その負けから何かを学んだからこそ、
最高の舞台で最高のパフォーマンスが発揮できたのです。
スポーツは人生をよりよくしてくれますが、
こういうところには注意したいものです。
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