2011年09月05日

面白くない工場


最近、工場でモノがどのように作られるか、
ということを扱う情報バラエティを
よく見かけます。

消費者にとって、身の回りのモノが作られる
工程は知的好奇心を満たすものとして、
良いネタになるだろうな、と思います。


しかし、そんな目で自分の業界、
つまり半導体の工場を見てみたとき、
ほとんど魅力がないことに気づきます。

というのは、半導体工場、
特に前工程と呼ばれる主要な工場では、
目で見て何をしているのか
全くわからないからです。

多くの工程がチャンバーと呼ばれる
容器の中で行われ、窓もありません。

色々な種類の装置があるのですが、
大きな金属の箱のようなもので、
普通の人には違いもわからないでしょう。


ということで、視覚的な面白さを狙う
テレビ番組では、半導体が取り上げられる
ことは、まずないかと思います。


やっぱり、半導体はわかりにくい
伝えにくい、難しいモノです。

これほど、身の回りに
あふれているのですけどね。


posted by エンジニアライター at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。