2010年12月13日

なぜ先輩を敬わなければならないのか?

先輩は敬いなさい。
このように教えられました。

しかし、現在は能力主義の社会です。
後輩の上司も先輩の部下も珍しくはありません。
その中でなぜ先輩を敬う必要があるのでしょうか?

この本を読みながら、そんなことを考えていました。

仕事に幸せを感じる働き方

この本の著者である横山信治氏は
会社の経営者としては異色の経歴を持っています。

なんと、小学生の時、笑福亭手遊(おもちゃ)という名で
落語家として活躍していたのです。

そして、あの笑福亭鶴瓶の兄弟子にあたるそうです。


そういえば、鶴瓶さんの話で
小学生の兄弟子とのエピソードがよく語られていました。

あの兄弟子とは、横山さんのことだったのかと、
この本にも興味を持ちました。


鶴瓶さんが弟子入りした当時、
横山さんはまだ小学生、鶴瓶さんは20才です。

この状況で、先輩を敬え、と言われても、
という気がします。

しかし、ここは芸の世界。
立てるべきところは、相手が小学生であっても
立てなければならないのです。


それでも、なぜ、先輩を敬え、といわれるのでしょうか?

人間は謙虚になることが難しいです。

基本的に人のアラを探し、自分の方が優れていると思います。

ですが、謙虚にならなければ、学びがないのです。

だから、形から謙虚になる「礼」が重んじられました。

そこで、まず、年長者や先輩を敬うことを教えられたのです。

なぜなら、それがとても公平であるから。

人や世間の評価というものは、時にふらつくものです。
しかし、年だけはいつでも公平なものです。

ですから、まず、経験に礼を尽くすように教えられるのです。



なお、今回紹介した横山さんの語著書ですが、
12/14まで、発刊キャンペーンを実施中です。

ご興味を持たれた方はこの機会にぜひどうぞ!
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また、出版記念イベントも予定されているようですね。
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posted by エンジニアライター at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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