こう断言する本に出会いました。
化石燃料主導の構造を改め、太陽電池、電気自動車
このような21世紀型の技術開発を確実に行えば
世界中の人々が裕福な暮らしができる社会が
実現できるというものです。
不況対策も地球温暖化もエネルギー問題も
全て解決できます。
しかも、この本の著者は、慶応大学の工学部教授で、
電気自動車の開発をしている人です。
そんな技術のプロフェッショナルが、
理論的に、時には技術の話も交えながら、
技術と社会のつながりと未来を説きます。
現実離れもしていませんし、夢物語でもありません。
暗いニュースばかりの閉塞感あふれる現代社会の中で、
希望を与えてくれる本です。
エンジニアの立場であっても、
こんなビジョンを示す、またはビジョンを支援する
ことは可能なはずです。
エンジニア発のビジョンで社会を動かせる
そんな可能性を感じた一冊でした。
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